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zoom RSS 信長・秀吉・家康に学ぶ人間の成熟 前編

<<   作成日時 : 2017/01/19 22:16   >>

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「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」
「鳴かぬなら 鳴かせてみせよう ホトトギス」
「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」

この3つの句は日本人なら誰でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
これはそれぞれ織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の性格を表す句だとされています。
これを習ったのは確か小学生の頃だったと思いますが、当時は、

「織田信長って怒りっぽくて怖いんだな」
「豊臣秀吉って頑張る人だなぁ」
「徳川家康って呑気だな」

程度にしか考えていませんでした。
だけど最近これらの句は人間が成熟していく発達段階を象徴しているのではないかと感じるようになりました。

まず、上の句「鳴かぬなら」は、自分の望みが叶わない欲求不満状況の比喩表現だと考えられます。
この時、信長、秀吉、家康の三者はそれぞれ異なる対応をしました。

まず信長は、欲求不満を爆発させ、欲求の対象であるホトトギスを殺す(攻撃する)ことで不満の解決を図っています。
これは非常に未熟で子供っぽい対処法だといえます。
殺すのは極端にしても、自分が得られなかった対象を反動形成で攻撃する様は周りから見ていて気持ちのいいものではありません。

例:(振られた相手に対し)「あいつは最低の女(男)だった。死んじまえっ!」

また、信長は欲求不満を外に向けましたが、それを内に向ける場合も単なる方向性の違いであって同様に未熟さの表れであるといえます。

例:「あの人に振られた自分には、もう生きてる価値なんてない。死んでやるっ!」

欲求不満が内に向く人は、対象の代わりに自分を攻撃します。
その究極の形が自殺です。
そこまでいかなくても、心理的・物理的にひきこもることは、その類型だといえます。


次に秀吉ですが、彼は欲求不満を誰にぶつけるでもなしに、前向きに状況を改善するためのエネルギーとしています。

例:「上司に相談せず行動して怒られたけど、次はもっと考えてからにしよう!」

この対応は信長よりずっといいですよね。
誰も傷つけないし、試行錯誤の末、状況が改善する可能性もあります。
僕は小学生の頃、秀吉の句が一番好きでした。

ただし、試行錯誤するにしても自分の力を見誤ると、傲慢になったり、膨大な労力が徒労に終わったり、余計なことをして状況を悪化させる恐れがあるので注意が必要です。


最後に家康は、ホトトギスが鳴くまで待つ事にしました。

「おいおいそんな悠長なこと言ってていいのかよ!」
「日和ってんじゃねぇぞ、おっさん!」

などとせっかちな人なら言いたくなるでしょう。
印象としては、なんだか頼りないですね。

例:(医者に見放されたパートナーを前にして)「私は最後まで奇跡を信じます…。」

ところが人生には行動すればすぐに解決する問題ばかりじゃありません。

治療法の見つからない病気、酒や薬物等への依存、慢性的な精神疾患、非行を繰り返す少年少女、頭の硬い上司、話の通じない部下、気の短いパートナー…etc。

あなたの周りにもきっとあるはずです。
いくら手を尽くしても容易には解決しない問題が…。

そういう時にどうするかというと、もう待つのです。
ひたすらひたすらに待つのです。
そうすれば、想像もできなかった進展が、解決がいつか必ずやってくるのです。
(たとえ当人が望む形ではなかったにしても…)

例えば、釈迦はこの世の苦しみの正体を探るために出家後厳しい苦行をしました。
しかし、何の成果もないまま数年が過ぎた頃、ガリガリになった釈迦は近所の村娘(スジャータ)が差し出した乳がゆ(苦行中に食べてはならない)を食べた時に「極端な苦行には意味がない」と悟りました。
ここから何事にも適度な加減があるという中庸の思想が生まれます。
釈迦もこの解決は想像していなかったでしょう。


3つの句から読み取れる成熟した人間像というのは、状況次第で必要に応じて試行錯誤したり、天命を待ったりすることで、問題を解決したり、望みを叶えたりできる人だということになります。
確かにそういう人は一般的な「人生の成功者」のイメージにピッタリですね!

しかしながら、僕にはまだこの先があるように思います。
秀吉も家康も越えた、更なる人間の成熟が…!

長くなったので、続きは後編に書きます。乞うご期待!

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