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zoom RSS 西山太吉さん講演会 「STOP!戦争法案&安倍政権」

<<   作成日時 : 2015/07/23 23:48   >>

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山崎豊子の小説「運命の人」のモデルとなった西山太吉さんの講演会に参加してきました!
テーマは「戦争法案と安倍政権」についてですが、過去の歴史的事実を多く例示し、日本政府がいかに国民に情報を隠したまま、安保法制を進めてきたかということをわかりやすく説明していました。


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西山太吉さん

80歳を越えておられますが、お元気ですね!
正直、このおじいさんが1時間半しゃべると聞いて大丈夫かなと心配だったのですが、豊富な知識と分かりやすい事例、ひしひし感じる熱量に圧倒されて、あっという間の時間でした。

講演の内容を整理してお伝えします。


<日本は歴史検証力が弱い>
アメリカのイラク戦争は、イラク政府が「大量破壊兵器を有し」「国際テロ組織アルカイダとの繋がり」を持っている、これを潰すという大義名分のもと行われました。
ところが、その大義名分は捏造されたものでした。
アメリカ政府はイラク戦争の過ちの原因を議会で徹底的に討論し、その結果を国民に公開しました。
日本政府は、歴史的に大きな事件があっても、議会でしっかり討論されることはありません。

イラク戦争に対し、大義名分を受け入れなかったドイツとフランスは反対を表明しました。
イラク戦争に賛成したイタリアとスペインですが、大義名分の捏造が発覚した後の国民の反応は、日本と全く違いました。

ローマでは80万人のデモ。
スペインでは60万人のデモの後、当時の政権与党を引きずり下ろし、イラクから兵士を撤退させました。

それに対し、日本人は「ああ、そうですか」
大規模なデモもないし、自民党は相も変わらず与党で有り続けました。

歴史検証を間違えたまま既成事実化する。
それが日本の抱える大きな問題です。


<安保条約の変遷>
1960年に岸(安倍首相の祖父)内閣が安保条約を廃止、再締結しました。
それ以前の安保条約を旧安保、それ以後を新安保とすると、アメリカに日本を守る義務があるかどうかという点で違いがあります。

旧安保は、日本がアメリカ軍の駐留に必要な土地代を負担する代わりに、アメリカは日本を応援できる、すなわちアメリカに日本を守る義務はなかったのです。
新安保になって、アメリカに日本を守る義務が生じました。

安倍首相は、「日本が自立した国家としてアメリカに物申して、新安保を締結した」と愛する祖父を崇めながら考えているようですが、安全保障のアメリカ依存が強まり、返って自立からは遠ざかったのは皮肉なことです。

その後、安保条約は内容が拡張されながら、「思いやり予算」なるものが登場し、アメリカ軍の土地代だけでなく、基地内で働く労働者の賃金や水道光熱費、基地の移設費用といったものまで日本が負担するようになりました。
その額年間数千億円。

このように、アメリカ軍の駐留は日本に大きな負担をかけています。
先日衆院を通過した平和安全法案は、日本が集団的自衛権を行使できるようになり、アメリカの援助をすることが目的です。
今回の法案は日本にとってメリットがなく、負担ばかりが増えるのです。


<平和安全法案について>
集団的自衛権の行使が可能になる平和安全法案には、日本にメリットがありませんが、他にも反対すべき理由があるのです。

今回の法案では、日本に明白な危険が迫ったときに集団的自衛権によって他国と戦争状態に入ることができます。
しかし、明白な危険の認定は誰が行うのでしょうか。
時の政権与党が行います。
とすれば、アメリカから内密に援助あった場合、適当な大義名分をでっち上げて、アメリカの戦争に巻き込まれる危険性があります。
しかも、秘密保護法案がありますから、具体的な交渉プロセスやその結果は国民には不透明なままです。
これは民主主義に対する著しい冒涜行為です!

また、今回の法案では、中国がアメリカの船を攻撃し、日本が中国を攻撃するという事態が想定されています。
ところが、国際的に経済の結びつきが強くなっている現代にあって、NO1とNO2のアメリカと中国は密接につながっています。
しかも中国はチベットや新疆ウイグルといった国内問題を多く抱えていて、対外戦争する余力がない。
こうした状況下で、中国がアメリカを攻撃する事態を想定する必要があるのでしょうか。

かえって日本が警戒を強めることで、日中関係の緊張が高まる懸念さえあります。
これのどこが「平和安全」法制なのでしょうか!?


<最後に>
今回の講演を聞いて、平和安全法制に「NO」を言わなければという思いが強まりました。
その根拠となる部分がよりしっかりしたな、と感じます。

西山さんは「メディアと国家権力の癒着が強まり、国にとって都合の悪い情報が報道されにくくなっている」と言っていました。
その中でも、正しい情報を見極めていくには情報の選別力を身に付けること、そのためには「情報に対して疑問を持つことが大切だ」そうです。
とても厳しい言葉ではありますが、地道に少しずつ学びを深め、様々な問題に関心を持つことが一市民にできることなのかなと思います。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
とっちらかった長文ではありますが、日本が平和な国であって欲しいという思いを少しでも多くの方に共有していただければ、この上ない喜びです。


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