テーマ:心理学・精神医学

信長・秀吉・家康に学ぶ人間の成熟 後編

さて、前編では信長・秀吉・家康の性格を表すとされる有名な句「鳴かぬなら ○○○○○ ホトトギス」を取り上げ、それぞれの欲求不満状況に対する対処法はそのまま人間の成熟段階に対応しているという話をしました。 一言で表すなら信長は攻撃、秀吉は行動、家康は忍耐といえるでしょう。 しかし、僕はまだその上に成熟段階があると思います。 信長…
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信長・秀吉・家康に学ぶ人間の成熟 前編

「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」 「鳴かぬなら 鳴かせてみせよう ホトトギス」 「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」 この3つの句は日本人なら誰でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか? これはそれぞれ織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の性格を表す句だとされています。 これを習ったのは確か小学生の頃だったと思…
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夢に隠された真実④

最近見た印象的な夢。大まかに3部に分かれています。 その夢では、僕は東京に里帰りしています。 ①デパートに開店と同時に入り、目に付いたカフェに入る。 そのカフェはオープン初日で、僕は一番最初の客だったので、記念に飲み物をサービスでもらう。 夜、そのカフェでオープン初日の打ち上げパーティがあり、僕も参加する。 そこに浮か…
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お絵かき心理テスト

突然ですが心理テストです。「屋根に止まった鳥」というテーマで絵を描いてください。 (※描き終わるまで、これより先の文章は読まないでください!) 先日友達と集まった時に、ミッキーやらジュゴンやら、お題に沿って絵を描くお絵かき大会になりました。 その時、僕が心理学を勉強していることを知っている友達に、「描いた絵の分析してみてよ」と…
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「ありのままの自分」って何だろう?

「ありの~ままの~♪」 こんな歌が少し前に流行りましたね。 でも、「ありのままの自分」って何でしょう? 意外と難しいかもしれません。 フロイトによれば、人間は超自我(良心)と外的現実の制約を踏まえた上で、エス(欲望)を実現するため、自我が意思決定しています。 例えば、教え子に恋をした高校教師を想像してみ…
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無意識の繋がりがロマンに通じ

テレパシーに関する面白い実験を紹介します! ・2人の被験者ペアが1人ずつ分かれて、外部から音や光、電磁気が遮断された密室に入る。 ・ペアの1人に部屋のビデオスクリーンを通して、一定の視覚刺激パターンを見せる。 ・2人の脳波を計測する。 結果は、視覚刺激を受けた対象者と時間的に同期して、視覚刺激を受けなかった対象者にも脳波…
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「苦しみ」はどこからくるのか? 第3回「認知行動療法編」

認知行動療法は現代の三大心理療法の一つで、悩みの原因を探ることなく、問題となっている不適応行動に焦点を当てる行動療法と、外界に対する意味付けとしての認知過程の歪みを矯正することを目指す認知療法の折衷的アプローチが特徴です。 認知行動療法では不適応な行動や感情は、誤った学習によるものと考え、適切な認知と行動を強化し、不適切な認知と行…
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夢に隠された真実③

今朝、印象的な夢を見ました。 仕事帰り、神社のような施設に行く。 その施設は学童クラブとして利用されていて、中では小学生くらいの子供たちが遊んでいる。 子供たちと少し遊んだあと、みんな帰ってから2~3時間すると、施設の入口に張り紙が貼られる。 書かれているのは、何やらよくわからない言葉だが、神秘的な感じがする。 僕はこ…
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「苦しみ」はどこからくるのか? 第2回「来談者中心療法編」

来談者中心療法とはロジャーズが提唱した心理療法で、クライエントは、無条件の肯定的関心、共感的理解、自己一致の3つの態度を身に付けたカウンセラーと対話することで、自己概念と経験の一致を目指します。 この3つの態度は現在では心理療法の理論を問わず、カウンセリングの基本として受け入れられています。 ロジャーズによれば、様々な精神病理は…
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「苦しみ」はどこからくるのか? 第1回「精神分析編」

「生きることは苦しい」 2500年前のインドでお釈迦様は、「一切皆苦」と言いました。 本当にすべては苦しみでしかないのでしょうか? 私たちが救われるすべはどこにもないのでしょうか? 生きていると悩みの種がつきません。 金銭、仕事、人間関係、病気、老い、喪失…。 一生そうしたものと無縁でいることはできません。 私たち…
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夢に隠された真実②

今朝、「中学時代の友人が海外で夢を追いかけていて、彼の家に遊びに行ったところ、階段にいた赤ちゃんが激しく泣いて、家に入れなかった」という夢を見ました。 この前のフロイト理論を元にこの夢を解き明かしてみます! この夢の各要素について、僕は以下の連想をしました。 ・中学時代の友人→ユーモアがある、友達が多い、成績があまりよくな…
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夢に隠された真実

最近読んだ本に夢をどのように解釈するかについて興味深い主張がなされていました。 ちょうど今朝、分析するにふさわしい面白い夢を見たので、自分なりにその意味を読み解いてみようと思います! 参考にしたのは、「精神分析入門」(フロイト)と「ゲシュタルト・セラピーの人格論」(倉戸ヨシヤ、由紀子)の2冊です。 僕が今朝見た夢は…
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北大大学院受験に向けての勉強⑤

以下の事項から5つ選択し、説明せよ。 ①再認 ②錯視 ③相関研究 ④self-esteem ⑤摂食障害 ⑥acting out ⑦社会的参照 ⑧現実検討 ⑨欲求不満耐性 ⑩移行対象 (H14 甲子園大学院) <解答> ①以前経験したことと同じことを経験した場合にそれと…
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自分に自信が持てない人へ ~イエスと釈迦のメッセージ~ 後編

前編で、以下のような話をしました。 ・日本人の自己肯定感が低い理由は、個人よりも集団の「和」を大切にする文化が背景にある。 ・「和」に加われない人間は疎外感を感じ、「和」の中にいる人間は、「和」から外れないように必死である。 ・「和」の中にいる人も外にいる人も、「個」としての自分を受け入れてもらう経験が乏しいため、「自分には価…
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自分に自信が持てない人へ ~イエスと釈迦のメッセージ~ 前編

日本人は「自分に価値がない」と思う人が大変多いみたいです。 財団法人日本青少年研究所(東京・新宿)などが、2010年に日米中韓4カ国の高校生を対象に実施した意識調査によれば、自分は価値のある人間だと思うかとの質問に「全くそうだ」と答えた生徒は、米国57・2%、中国42・2%、韓国20・2%に上ったのに対し、日本は7・5%にとどまる…
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北大大学院受験に向けての勉強④

以下の①から⑤の用語の中から3つを選び、それぞれの用語を定義し、説明しなさい。 ①感情転移 ②ピグマリオン効果 ③開かれた質問 ④モデリング ⑤自己開示 <解答・解説> ①心理療法中にクライエントから治療者に向けられる非合理的な感情を意味する。肯定的で親近的な感情を伴う転移を陽性…
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北大大学院受験に向けての勉強③

次の文章のうち誤っているものを1つ選んで×印を( )内に記入しなさい。 ①(  ) オールポート(Allport,G.W)は「パーソナリティとは、個人の内側にあって、その人の特徴的な行動と思考とを決定する精神的、身体的システムの力動的組織である」と説明した。 ②(  ) クレッチマー(Kretchmer,E.)は、「精神分裂病」…
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北大大学院受験に向けての勉強②

下記の①~⑤の一対の人名に関連した“概念”(コンセプト)や用語を挙げ、それらについて50字程度で説明しなさい。 ①Freud,S 対 Jung,C.G ②Binet,a. 対 Wechsler,D. ③Rorschach,H. 対 Hathaway,S.R. ④Bandura,a 対 Wolpe,J. ⑤Caplan,G …
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北大大学院受験に向けての勉強①

以下の①から⑩の研究者名について、各問に答えなさい。 ①Bowlby,J.  ②Buhler,K   ③Klein,M.  ④Mahler,M.  ⑤Piaget,J. ⑥土居健郎  ⑦Spitz,R.  ⑧Vygotsky,L.  ⑨Wallon,H ⑩Winnicott、D.W. (1)①から⑩の研究者名をその理論的…
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脳から考える幸せ

人はどのようにしたら充実した人生を歩むことができるのでしょうか。  ・たくさんのお金を得ることでしょうか?  ・社会的地位の高い立派な職を得ることでしょうか?  ・健康な身体で長生きすることでしょうか? 最低限の衣食住と安全が得られる日本のような先進国に生きていることを前提とすると、その答えは、  「どれだけ人の幸…
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ある青年の話③ 「保育士 キップル」

土日はずいぶん色々な青年から話を聞いていたのですが、僕も自分のことを深めに話していました。 「キップル(仮名)君は、完璧だよね」 ある青年が僕のことを評して言いました。 「キップル君は、人の気持ちを分かってくれた上で的確なアドバイスをくれる。 人の話を聞いてくれるメンバーや、知識をひけらかそうとする人はいる。 でも…
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ある青年の話② 「建設企業勤務 R君」

昨日じっくり話したある青年(R君)のこと。 R君は現在28歳。 大学卒業後、建設企業に勤め、東京や札幌などで勤務してきました。 ルックスは真面目な青年。短めの髪にシンプルなデザインのメガネ。 大人しい性格で、あまり自分のことを主張しません。 何を聞いても「別に」と返すところがあります。 会社では主に事務仕事で書類…
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ある青年の話① 「無職 K君」

昨日じっくり話ししたある青年(K君)のこと。 K君は現在30歳。実家暮らし。 大学卒業後、定職に就かず、ショップ店員や派遣で短期の仕事をしてきました。 ルックスは割と垢抜けていて、実年齢よりもだいぶ若く見えます。 初対面の人と話をするのが苦手ですが、打ち解けた仲間同士なら場の雰囲気を弾ませる面白いことができる明るいキャラ…
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今まで覗いたことのない世界 性同一性障害

昨日、性同一性障害の方と話をしました。 その方は生物学上の性別は「女性」として生まれ、自分自身のことは「男性」であると考えています。 年齢は23歳。今年の4月に愛知県から北海道に越して来ました。 僕が遊びに行っている青年サークルに最近参加し始め、そこで出会いました。 背は低めで、丸顔、軽めに色を抜いたショートカットで、第…
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発達障害者の陥りやすい悪循環

自分がアスペルガーではないかと悩んでいる友達がいます。 彼(W君)は、お金をもらいながら勉強するインターンで、今年の3月から教会で奉仕をしています。 話をするのが好きで、自分の趣味(カードゲーム、プラモデルetc)のこととなると、ずーっとしゃべっています。 気分の変動が激しく、あるときひどく批判していた人物と次の日には仲良くし…
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「アダルト・チルドレンの子どもたち」を読んで ~家族史分析から見る私のAC~

「アダルト・チルドレンの子どもたち」のレビューを書いて、改めてACとしての自分を見つめ直してみたいと思いました。 自分のことなので難しいかもしれませんが、できるだけ客観的・分析的に考察します。 <父の家族史> 僕の父は秋田県で3人兄弟の長男として生まれました。 父方の祖父は全国を走り回る仕事をしていたのでほとんど家にいな…
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bookレビュー「アダルト・チルドレンの子どもたち」(アン・W・スミス)

以前精神科の病院に通っていた時に、アダルト・チルドレンの傾向があると指摘されたことがあり、自己理解のために借りてみました。 ※「概要」は備忘録として冗長に書いているので、面倒だったら飛ばしてください。 <3行まとめ> ・アダルト・チルドレン(AC)は世代間で連鎖する。 ・アダルト・チルドレンの親が良かれと思って用意し…
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bookレビュー「河合隼雄のカウンセリング入門」

僕が尊敬する2人の“ハヤオ”の1人、臨床心理学の大先生「河合隼雄」の本を借りてきました! (間違えて途中で公開してしまいました。今度は完全版です!) ※「概要」は備忘録として冗長に書いているので、面倒だったら読み飛ばしてください。 <3行まとめ> ・カウンセリングでは忠告せず、ひたすら相手の話を「聴く」。忠告して治る…
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bookレビュー「フロイト」(著:アンソニー・ストー、訳:鈴木晶)

この前読んだフロイトに関する本が求めていたものと違ったので、今度こそフロイトの概説書を借りてきました。 <概要> 「第一章 フロイトの生涯と性格」 →フロイトの性格は強迫的で、ある結論に達すると、それに対する反論を一切許さなかった。 「第二章 心的外傷から幻想へ」 →排泄を制御できない少女の症例報告には、①過去の感…
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bookレビュー「蘇る フロイト思想」(佐々木孝次)

最近、ユングを勉強したので次はフロイトだ! ということで借りてきました。 ※本書は内容が抽象的で分かりにくいので、めんどくさい人は「概要」を飛ばして「感想」を読んでください。 <概要> 1- 「かたち」と「みかけ」 ・人間は外見としての「かたち」や「みかけ」に魅せられ、それを欲望する。 ・人間が最も興…
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